おだやかなせいかく/こうきしんがつよい
フェ・クラーレ教会に医者として訪れている。
主に内科分野を担当している。
目立った特徴はないが、老若男女問わず懇切丁寧に診察しており、
一部の患者たちから信頼を得ている。
温厚で穏やかだが、内には強い好奇心を秘めている。
時には子どものようにはしゃぐ姿も見られる。
何でもよく知りたがり、医者でも患者でも知らないことは聞いてまわる。
特に医学に関しては興味津々で、中でも外科治療への関心は異常に高い。
!以下グロ表現注意!
外科治療へ興味が募るあまり、住民(種別・居住区域問わず)を解体し、
体の仕組みや治療について、興味の赴くまま勉強することがある。
対象は献体と称し、本人としては恭しく扱っているつもりらしいが
我を忘れるほどに夢中になっている姿からは見受けられない。
なお、解体に用いるのは、専門的な道具ではなく一般的な工具であり
麻酔は使用したりしなかったり。解体内容はその時によって異なる。
本人は勉強のつもりだが、興味の赴くままに行っており、
過去には指を全部切り落として両手掌を縫い合わせてみたり、
生命維持に差支えのない範囲の脊椎を取り除いてみたりしている。
基本的には生命に支障をきたさないように行っているが
自身の外科治療に関する知識は乏しく、ショックや失血などの結果、
死に至ることも少なくない。
亡くなってしまった場合は、自分の夢島に墓を作り弔っている。
本人に殺意は全くなく、全て事故だと思っている。
▼現実世界(クリックで出ます)
現実世界では、長年精神を患い精神病棟に入院している患者。
裕福とは言えない家庭に生まれ、経済的ストレスを初めとした様々な理由により
両親から愛情を注いでもらえないまま幼少期を過ごした。
そんな様子を見兼ねて、近所で町医者をしていた男が
ウィリアムの学業や生活の世話を見てくれるようになった。
自分を大切にしてくれる町医者のことを、“せんせい”と呼び慕っていた。
この頃から町医者の元で医術を学び初めた。
元々学習能力が高く、才能があったのか、若くして医術を治めることができた。
※ウィリアムの世界での医術は発展途中であり、決して質は高くない
しかし、その町医者は巷を恐怖に陥れた連続殺人事件の犯人で、
不運にもその殺害現場を目撃してしまう。
それを隠蔽するため、町医者はウィリアムを
“監獄”と呼ばれる精神病棟へ強制的に入院させる。
(この精神病棟には、重篤な精神疾患を抱える患者はもちろん、
金さえ積めば、特別な事情で健常者も入院させることができる。
劣悪な環境の中で生活を強いられ、一度入れば、
まず生きて退院することはないと言われている)
町医者は、住民からの信頼も厚く、
ましてやまだ幼かったウィリアムの言葉に聞く耳を持つ者はいなかった。
敬愛する町医者から見放された事実を受け入れられず、
本当に精神的に病んでしまう。
15歳の時に入院して以来、ウィリアムの中で時は止まっている。
時々、言動が幼いのは、この生い立ちや精神疾患のためである。
なお町医者は、町では外科治療の権威であり、
ウィリアムが外科治療に強く関心を示す要因の一つである。
・垂れ目、下まつ毛長め
・目に光が入らない
・下縁眼鏡
・髪の毛もさもさ
(随時加筆修正いたします)
▼参考台詞
(他の医者に対し)「へえ〜、すごいね先生!僕にも教えてくださいよ!」
「無理は禁物だけど、怠けるのは関心しないなあ。ちゃんとお薬飲んでね」
!以下グロ表現注意!
(解体時)
「君の体はこうなってるんだねえ!すごいねえ!」
「右腕と左腕を交互に入れ替え続けたら、
その内両利きになれると思ったんだ」
「せんせいはこんな風にもしてたなあ。あ、違う違う、こうだった」
最終更新:補足追加 0607